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ネットの印鑑作成でかかる時間とは【手彫は?機械は?】

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ネットの印鑑ショップの多くが即日仕上げ、即日発送を売り物にしていますが、実はすべての印鑑が即日仕上げの対象になっているわけではありません。
印鑑の作成にかかる時間は、彫り方や印材によって異なります。

 

例えば、お店によって多少呼び方が異なる場合もありますが、彫り方だけでも「完全手彫り」と「手仕上げ」と「機械彫り」の3種類がありますし、印材にも柔らかく彫りやすいものから硬くて彫るのに時間がかかるものがあります。
ですから、どの印材を選び、どんな彫り方をしてもらうかででき上がりまでの時間がちがってくるのです。

 

彫り方による作成時間の違い

「完全手彫り」は読んで字のごとく、文字作成から仕上げまで、印鑑作りの全行程を手で行っている印鑑です。
彫刻も全て手で行うため、手間がかかり値段も高くなりますが、その分同じものを作ることができない信頼性の高い印鑑に仕上がります。

 

逆に、機械彫りは、全ての工程を機械によって行っている印鑑で、パソコンソフトの字体を使って文字作成をし、仕上げも行わない場合がほとんどですから、ほんの数十分で作ることができる代わりに、まったく同じものがいくつもできてしまうため、印鑑登録をしようとするとできないことがありますし、実印や銀行印として使うには好ましくありません。

 

その2つの間を取り、作成時間を短縮したものが「手仕上げ」という方式で、印鑑の信頼性を損なわないように文字作成と仕上げを手作業で行い、最も時間を要する粗彫りの工程を機械で行った印鑑です。

 

これら3種類の内、機械彫りの印鑑と手仕上げの印鑑は、多くのショップで即日発送の対象となっていますが、完全手彫りの物に関しては、ネットショップで1週間前後、実店舗で10日〜2週間くらいかかるのが普通です。

 

印材による作成時間の違い

チタンや水晶などの石の印材を使った印鑑は、早いところでも作成に3〜4日かかるところが多いようです。
ただし、チタンや石の印材専用の彫刻機械を置いているお店であれば、即日仕上げをしてくれるところもあります。
チタンの印鑑を専門に扱っているようなネットショップもありますから、強度があり、軽いチタン印鑑を急ぎで作りたいという場合は、そのようなお店を選んで作成してもらうとよいでしょう。