【何が違うの?】印鑑の各素材の特徴を簡単に教えてほしい!
印鑑の素材にはいろいろなものがあります。
印鑑を購入する時には、素材を選ばなくてはいけませんが、それぞれにどんな特徴があるのかを知らなくては選べませんよね。
印材の特徴を調べてみました。
●●●代表的な印材の特徴一覧●●●
薩摩本柘(さつまほんつげ)
長期間使えるが湿気に弱い
柘とは、黄楊(つげ)の木から切り出した印材のことで、全体的に黄色がかっていて、木目のキメが細かく堅いため、手ごろな印材として利用されてきました。
中でも薩摩本柘は柘の中でも高級品で、長期間の使用にも耐えやすい特徴があります。
しかし、元々木材なので直射日光や急な乾燥、湿気などに弱く、朱肉の油が染み込むことでも脆くなり易いのでこまめに手入れをした方がいいでしょう。
黒檀(こくたん)
強靭で耐久力があり安い
黒檀は、世界で最も良質な木と言われているほど堅くて強靭で耐久性に富んでいます。
磨くと独特な光沢が出る点も人気です。
元々油分を含んでいる木材なので、使えば使うほど味が出てきます。
また、虫にも喰われにくく半永久的ともいえる耐久力があります。
それでいて値段も安いので人気の素材です。
白檀(ひゃくだん)
高価だが、優雅な芳香で魅力
白檀は甘い芳香が特徴的で、捺印するたびに高貴な香りが漂う優美で気品のある印鑑になります。
過剰な伐採や輸出制限などで希少価値が高まっていて、価格は高価ですが、その魅力にはまってしまう人も多い印材です。
黒水牛(くろすいぎゅう)
キレイに捺せ、値段もお手ごろ
水牛の角を加工した黒水牛の印鑑は、朱肉に馴染みやすくきれいな印影を捺すことができるので、実印や銀行印として人気です。
耐久性もあり価格も手ごろなので、好まれています。
象牙(ぞうげ)
全てが最高級、一生ものに
象牙は言わずと知れた最高級の印材で、数々の印材の中でも最も朱肉のなじみがよく、使えば使うほど光沢が出て愛着のわく印鑑になります。
摩耗にも強く一生を共にするだけの品質を持っていますが、それだけに値段が高くなっています。
それでも持ちたいと思わせるだけの印材です。
チタン
スタイリッシュで最近の人気印材
最近人気が上昇しているのがチタンです。
耐久性が非常に強く、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力的です。
ノンアレルギー素材でもあるので、体に優しい印材とも言えます。
まとめ
いかがでしょうか?なんだか一通り揃えてみたくなりますね!
それぞれの印材の特徴を踏まえて印鑑を作成できるようになると良いですね。