男性に印鑑をプレゼントするなら?チタンや黒水牛などが人気!
男性が実印や銀行印を作るとき、どんな印材が良いのでしょうか?
男性が印鑑の素材を選ぶなら、こんな印材がおすすめです。
これから印鑑を作りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
ずっしりと重く存在感のあるチタン
最近男性に人気の印材と言えば、金属素材のチタンです。
天然素材の印鑑に比べて、スタイリッシュなでき上がりになる上に、強く軽くさびにくいという実用面が男性を中心に支持されています。
チタンは、印鑑の材料として使われるようになったのは、まだそれほど古いことではありませんが、優れた耐久性を持っていることは、メガネのフレームなどに用いられていることからもよく知られています。
メガネフレームとしては軽いことが売りとなっていますが、印材としては適度な重みをもつことが魅力の1つと捉えられています。
ですから、実印をチタンで作っておくと、いざ書類に押すときに、契約の重みも感じられ、心が引きしまるのではないでしょうか。
チタンにすると、色目が全部同じでつまらないと言う方がいるかもしれませんが、現在は、色を付けたチタンを素材にした印鑑もあり、男性には特にブラックチタンがよく選ばれています。
また、硬い印材のため、落として縁が欠けたり、暑さでゆがんだりする心配が無いのも人気のポイントです。
印鑑ショップによっては、100年の保証を付けてくれるところもあるほどです。
他の印材と比べ少し値段は高めですが、水洗いができて手入れがしやすい事。
そして、作れば一生ものになる丈夫な素材のため、長く使えることから、逆にお得感があるかもしれません。
希少性が魅力の本象牙
適度な硬さと重さをもつ印材として人気があるのが本象牙です。
質の良い本象牙は耐久性に優れているだけでなく、朱肉の乗りもよいため、押したときの感触のよさと印影の美しさを兼ね備えています。
長く使って行くうちに手になじみ、深い味わいの出てくる印材ですから、ほとんどの方が一生名前の変らない男性には、実印の素材として特におすすめです。
ただし、本象牙はワシントン条約で規制の対象となっている素材です。
輸出入が禁止されていることから、密輸入など不正なルートで取引された印材も出回っています。
ですから、環境省や通商産業省に象牙の取り扱いの届け出をし、許可を得ている業者を選んで購入するようにすることが大事です。
ビジネスのお守りへマタイト&タイガーアイ
宝石の印材は女性だけでなく男性にも人気があります。
特に男性には、ビジネスでの成功を意味する石が好まれるようです。
例えば、身代わり石として有名な「ヘマタイト」は魔除けとして持つ人が多く、ビジネスの成功も意味することから仕事用の印鑑を作るときに選ぶ人が目立ちます。
また、トラの目のように光タイガーアイのような印材は1本1本が個性的な模様を持っているため、自分だけの特別な印鑑を作りたいときによく選ばれているようです。
タイガーアイもビジネスの成功の意味を持ち、判断力や洞察力という宝石言葉を持っていることから、仕事で用いる印鑑を作る際におすすめです。
自然に育まれた美しい模様が魅力の黒水牛
黒水牛はメジャーな印材なので、品質もピンからキリまでありますが、芯持ちの最高級素材の物は、余分な着色がされておらず、単に真っ黒な素材ではありません。
自然の風合いで、1本1本異なった模様が入っています。
重厚な黒に目立たないように入った独特な模様が男性の印鑑らしさを醸し出します。
乾燥しやすく、耐久性は特別高いというほどではありませんが、正しくお手入れすれば長持ちさせることができます。
いくら良い物を選んでも、象牙やチタンよりはずっとリーズナブルな素材なので、できるだけ質の良いものを選ぶのがおすすめです。
悠久の歴史に思いを馳せるマンモス
象牙に近い強度と朱肉のなじみやすさを持った印材にマンモスの牙があります。
9000年以上も昔に生息していたマンモスの牙ですから、正しくはマンモスの牙の化石になります。
絶滅した生物の牙ですから希少価値が高く、よい材質の物はとても高価になります。
マンモスは象の祖先とも言える生き物ですから、その牙は象牙と性質が似ており、硬さや捺印するときの感覚などもかなり近い物になります。
水牛の角などよりも乾燥に強く、目立つ汚れは水洗いもできますから、メンテナンスがしやすいのも特徴の1つです。
一生ものの実印の他、仕事で使う印鑑にもおすすめ。マンモスの牙の化石で印鑑を作れば、そのことを話題に取引先と会話ができるかもしれません。